・開会式 登壇 札幌学院大学 経済経営学部 常務理事 白石英才 教授
令和7年6月15日(日)札幌学院大学 新札幌キャンパスにて、『令和7年度 英語ディベート学習会』が開催されました。道内各地から15校、生徒131名、教員22名 が参加し、論題の基礎知識を学び、情報の信憑性について考え、実践的なマイクロディベートに挑みました。
【論題】
That the Japanese Government should ban children under 16 years old from using social media.
日本政府は16歳未満の子どもがソーシャルメディアを利用することを禁止すべきである。是か非か。
講師には、オフィス・フリューリング代表としてご活躍中の 岸 春江 先生をお迎えしました。高校生に向けて、論題の基礎知識、情報のエビデンスと信憑性、そして、ディベート 肯定派(Affirmative)否定派(Negative)に偏らない視点からSNSの利点と課題を、バランスよくご解説いただきました。質問タイムでは、多くの高校生から挙手がありました。
写真左より 講師:岸 春江 先生 / 講師サポート:桜井祐司 先生(WEB工房SAKURA)
学習会の後半は、『グループディスカッション&リサーチ』と『マイクロディベート』(30分×2回)の学習プログラムです。事前に32チームが、同じ学校の生徒と重ならないよう編成されています。1チームあたりディベート経験者1名未経験者3〜4名を基本としたチーム構成です。
『グループディスカッション&リサーチ』では、各チーム、自己紹介を行い、論題について意見を出し合いながら調べ話し合いが進行していました。考えの異なる人の意見を聞くことで、それぞれがテーマを多角的にとらえることができていたようです。ディベート経験者を配置できなかった一部チームでは、指導者(先生)が必要に応じて詳細にアドバイスを行っていました。
『マイクロディベート』(30分×2回)では、4チームで1班となり、肯定側(Affirmative)、否定側(Negative)、進行役(MC/TK)、ジャッジの4役に分かれ実施されました。多くの参加者が、未経験者なので、緊張した様子を見せながらも、限られた時間の中で、各チームが役割に取り組み意見が交わされていました。
『グループディスカッション&リサーチ』から『マイクロディベート』とプログラムが進む中で、初め緊張していた参加者(生徒)も、話し合いを重ねるうちに場もほぐれ、各チーム内では、自然なやりとりが交わされているようでした。学校の枠を越えた交流が深まる中で、新しい仲間やつながりも生まれていたようです。
閉会式では、11月に開催される全道高等学校英語弁論大会ディベートの部に向け、「またこの会場(大会)でお会いましょう」とエールが送られ、『令和7年度 英語ディベート学習会』は午後3時15分、予定通りに閉会しました。
参加いただいた皆さん、当番校の生徒の皆さん、そして熱意あふれるご講演を賜りました岸先生に、心より感謝申し上げます。また、学習会開催にあたり、すばらしい会場をご提供くださいました 札幌学院大学 様にも、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
・閉会式にて 高文連 国際交流専門部 専門委員長 高椋 勇一 先生
英語ディベート学習会 進行プログラム
9:30~ 受付
9:50~ 開会式
10:00~11:30 論題についての講演・質疑応答 講師:岸 春江 先生
11:40~12:15 ディベートの試合に関する解説
12:15~13:00 昼食
13:00~13:40 グループディスカッション&リサーチ(生徒)/意見交換会(教員)
13:50~15:00 マイクロディベート(生徒)
15:00~15:15 閉会式
英語ディベート学習会 参加校
1.北海道旭川東高等学校・・・・・・・・・(旭川市)
2.北海道帯広柏葉高等学校・・・・・・・・(帯広市)
3.北海道北広島高等学校・・・・・・・・(北広島市)
4.北海道札幌国際情報高等学校・・・・・・(札幌市)
5.北海道札幌手稲高等学校・・・・・・・・(札幌市)
6.札幌日本大学高等学校・・・・・・・・(北広島市)
7.北海道札幌東高等学校・・・・・・・・・(札幌市)
8.北海道釧路湖陵高等学校・・・・・・・・(釧路市)
9.札幌北斗高等学校・・・・・・・・・・・(札幌市)
10.市立札幌旭丘高等学校・・・・・・・・・(札幌市)
11.北海道札幌南高等学校・・・・・・・・・(札幌市)
12.札幌第一高等学校・・・・・・・・・・・(札幌市)
13.北海道札幌月寒高等学校・・・・・・・・(札幌市)
14.北海道札幌北陵高等学校・・・・・・・・(札幌市)
15.北海道函館中部高等学校・・・・・・・・(函館市)
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